西太后さまと私

西太后さまとの介護生活を、女官の私がご紹介します。

骨折、その後。

西太后さまの「大事件」後、何かと忙しく、そして私も疲弊して、ブログの更新も気になりつつ出来ませんでした。

 

で、最新情報。

 

せっかく負担の少ないシーネにしてもらったクセに、なんと西太后さまは夜中に片手でシーネを外してしまいました!

しかも診察日の当日。なので、急いで整形外科に行き先生に診てもらうと、「酷い…」と絶望的な感じでおっしゃられました(笑)

で、結果、昔ながらのカチカチのギプスで固められた西太后でございました…。

それから、そのギプスが重いから外してくれと文句タラタラの西太后さまでございますが、さすがに勝手に外せないので、まずは安心しています。

でも、片手が使えないのは分かるけど、とにかく「しない」。「出来ない」のではなくて「しない」(笑)

「出来ない」という態度で、ひたすら甘えてきます。そして「もっと構ってくれてもいいのに!」と不機嫌になったりします。

動けない→動かない→食欲出ない

という連鎖で、とにかく食事が大変です。骨折していない左手だけで食べられるように、スプーンとフォークで食べられるものを用意しているのですが、基本的に食べさせて欲しいようです。

なので、毎回ずっと付きっ切りで食べさせるので、時間がとられて困ります。

ご飯食べてもらってる間に、お風呂の用意したりとか、これまで出来てたことが出来ないので、行動計画を立て直しです(笑)

先にコレをして、後でアレをして…。と予定は立ててるんですけど、ま、なかなか思う通りには行きません。

 

これも西太后さまの骨が治るまでだと信じて、のんびり構えるしかありません。

てか、一度ラクすることを覚えて、元通りになるのか不安ではありますけどね。

 

でも94歳で骨折して治ったら、それはそれでスゴイし、本人も頑張ったと思いますね(笑)皆様も、どうぞ応援してやって下さい♡