西太后さまと私

西太后さまとの介護生活を、女官の私がご紹介します。

とうとう生まれて初めての、一人ぼっちの師走を迎えてしまいました。

同時に、1年ぶりに歯科医通いを再開したものの、抜歯もしていないのに昨日の治療後、ずっと歯が痛いです…。泣きそう…。

たまたまワクチン接種の時に主治医からもらっていたロキソニンがあったので、それを飲んで昨夜はなんとか寝ましたが、今もまだ痛いです…。

あ~、もう調子悪いわ~。

 

西太后さまをお見送りして以来、特に代わり映えのない毎日を送ってきましたが、各所へお礼状などを書いていて、ようやく(これで終わりだなあ~)という気になってきました。

涙で文字がかすむ…などと言う情緒的な体験も、ただでさえ手書き文字がヘタなのに、余計に歪むやないか!という苛立ちしか生みませんでした(笑)

 

そんなことを積み重ねながら、一人の生活に慣れていき、自分のペースが出来るのかなあと思っています。

そんな風に自分の生活を始めるために、まずは就活をしないと、です。

ハローワークに通い始めました…が、コレと言って職能もなく、年齢も高いので、なかなか難しく、精神的にも弱っているので、ボチボチと焦らずやって行くしかなさそうです。

 

そんな就活を前に、久しぶりに美容院に行ってきました。

もう年齢的に流行のグレイヘアにしようかな~と思っていたのですが、就活するなら髪くらいちゃんとして来いと指摘され(笑)、思い切ってこれまで行ったことがない、歩いて行ける距離の美容院に行ってみました。

歩いて10分もかからないような、ご近所で、住宅街のど真ん中!こんな所に美容院てか、オシャレなヘアサロンがあったんですか~ってな感じ。

でもって、オーナー兼スタイリストさんが男性1人でやってるお店で、そりゃもう、爽やかで、おしゃれな店内でした♪

が、しかし…。

他にお客様は無く、完全貸し切りというか個室状態の贅沢な空間なのではありますが、逆に言えば、逃げ場がない…。

そこで、私が体験したのは、ちょっとした「罰ゲーム」…てか、ある意味セクハラです、セクハラ…。

なんで私が、初対面の40代のおっさんの赤裸々な性体験の話を延々と聞かされなアカンのですか!…というセクハラです。

いや、私もオトナですからね。アホなオッサンの嘘か真実か分からんような武勇伝を笑って聞き流すだけの度量はありますよ。

けどね、持ちネタがそれしかないっていうのも、オッサンとしてどうかと思うんですよね…。

ただ、話を聞いていると、本人はちょっと自慢げでしたけど、思春期頃に性的虐待を受けていたり、それが原因かどうかはわかりませんが、PTSD的な性的コンプレックスがあったり、まるでアメリカドラマの「クリミナル・マインド」の世界でした。ま、それなりに興味深かったですけどね。

そんな私を、「俺様の下ネタを喜んでる♪」と思っていたかもしれませんが、決してノリノリで楽しんでいる様子は見せてませんよ、私は。

まあ、犯罪者予備軍では無いでしょうが、虚言、虚飾、の傾向は明らかだったし、逃げ場のない場所でマンツーマンで自分のしたい話だけをするところは支配的だし、元モデルのステキな奥様やお子様がいらっしゃるようなので、くれぐれも過ちを犯すことの無いようにしていただきたいものです。

もちろん、二度と行きません(笑)

 

このまま事件に発展したら、私も困る気がする(笑)

 

そんな感じで、私の就活がスタートしたわけですが、なかなかの波乱含みではないかと…。

こんな私を、西太后さまはどんな思いで見守って下さっているでしょうか(笑)