西太后さまと私

西太后さまとの介護生活を、女官の私がご紹介します。

さらに警戒中!

誰も望まない「GoToキャンペーン」が始まり、気のせいでなく京都市内に他府県ナンバーの車が増えました。市内は空いているようなので、走っている車の絶対数は少ないのかもしれませんが、ちょっと街へ出ると、他府県ナンバーに囲まれてドキドキです。

「GoToキャンペーン」も、確かに前から話は出てましたけど、「感染が下火になったら」という前提だったので、まだまだ先の話だと油断していました。

が、何が何だか分からないうちに、「開始です~」となり、バタバタしているうちに「はい、東京は除外」となり、そんな急展開?と唖然としているうちに、「東京だけは『税金で』キャンセル料負担!」とか発表されて、気が付くと地元に他府県ナンバーがやって来るという恐怖にさらされております。

もちろん、普段から気を付けてはおりますが、この4連休は特に西太后さまとしっかりお籠りしております。

このバタバタって、政治っていう「大人の事情」のせいですが、政治って誰のためにあるの?っていう疑問が消せません。

政治家は、選挙に投票してくれる人の方を向いてるし、民主主義の原則としては間違ってないと思うのですが、でも票を持っているとされている高齢者の皆さんは、本当に今回の件は支持しているのでしょうか?自分たちの税金が無駄遣いされてるっていう風には思わないのでしょうか。

私も一応投票に行ってますが、「GoToキャンペーン」は賛成できません。こんな税金の無駄遣いをするなら、私にもう一度給付金くれたらいいのに!

私が気になるのは、東京除外が決まって東京都民の人には「キャンセル料」が私たちの税金で保証されるわけですけど…。

①でも、周辺の県民の人たちは東京駅から新幹線で京都に来たりしてますよね。その近隣県民で、すでに感染してる可能性もあるし、東京駅周辺で感染している東京都民と接触している可能性もあるのに、「東京」だけ除外って意味あるんでしょうか?

②東京除外が決まって、旅行を取りやめた都民の人は、私たちの「税金」でキャンセル料が返って来るわけですけど、東京以外の人たちで「感染第2波が来ているから、政府が何と言おうとも危ないから自主的にキャンセルしよう」っていうような、良心的な人たちは、キャンセル料を自己負担するんですよね。これって「正直者がバカを見る」っていう典型ではないですか?

個人のブログで、政治的なことって書くべきじゃないと思っていたのですが、今回の事は、とにかく腑に落ちなくて、この先のますますの感染拡大がとっても不安で、今の気持ちを残しておこうと思って、ここに書きました。

「GoToキャンペーン」で、感染拡大したら人災だって言われてますけど、本当にそうです。その場合、政府は国民に対して責任は取ってくれるんでしょうか?てか、どう責任を取るんでしょうか?

 

ちなみに、私と西太后さまは、「日本が危なくなったら、うちに来なさい」と言ってくれる中国人の友達(のお母さん)がいるので安心ですけど(笑)