西太后さまと私

西太后さまとの介護生活を、女官の私がご紹介します。

その後の西太后さま

10月の中間報告です。

実は、前回の発熱から、ほぼずっと微熱続きです。

時々「油断するなよ」と言わんばかりに、38℃台、39℃台の熱を叩きだしてきて、こちらを焦らせてくれますが、ちゃんと主治医から解熱用の座薬を出してもらっているので大丈夫!

その時は36℃台の平熱に下がるので安心ですが、基本的にずっと37℃台です。

それでも、もともと熱に強い性質なようで、わりといつも通りで、しんどそうって感じではありません。

なので、好きな物だけは食べてもらえるように、いろいろ用意しています。

 

最近のお気に入りは、安い3連パックのヨーグルトで、これが1個80gくらいなのですが、これを調子の良い時は1食でペロリ。あまりお気に召さない時でも1日掛かって完食されます。

あとは好きなリンゴジュース+トロミ剤とか、ほうじ茶+トロミ剤がレギュラーです。

熱が上がった時はこれにアイス(最近はハーゲンダッツ以外に、シャトレーゼのプレミアムバニラアイスでも食べるようになりました)も数匙食べます。

 

こんな風に、すっかり食が細くなってしまった西太后さまです。そのせいでかなり痩せてしまい、背中のあばら骨が浮き出て、ずっと寝てるので褥瘡までいきませんが、ちょっと赤くなったりしがちです。

それでも、看護師さんたちから「万能!」とお墨付きをいただき、困った時はひたすらコレを塗布する、というアズノール様があるので、酷い事にはならずに助かっています。

 

そして、食べられない状態で退院して、一時は何でもモリモリ食べられるようになった西太后さまでしたが、また離乳食初期のような食事に戻ったので、一度は使わなくなった離乳食スプーンをまた出してくるようになりました。ここが乳児とは違うところですね…。

 

ここで、西太后さまのカトラリーをご紹介♪

離乳食と同じようなものしか食べられないということは、やはり離乳食グッズが役に立ちます!

元気な時に使っていた金属のスプーンなどは、口の中を切ったりする可能性があるので、なるべくシリコンやプラスチックのスプーンを使うのがおススメです。

 

↓これらが西太后さまの専用グッズ↓

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どれも100円均一ショップで購入しました♡

基本的に右端の、先がシリコンの離乳食スプーン(1本100円+税)を使い、お口に運びます。掬いやすいし、食べさせやすいので一番の(私の)お気に入りです♡

黄色いスプーンは、掬える量が少ないので、ちょっと食べにくいかもと思う硬さの物をちょっとずつ食べる時や、トロミ剤を液体の食べ物と混ぜる時のマドラー代わりに便利です。

左端のスプーンは、20本で100円+税の使い捨てプラスチックスプーンです。これは使い捨てならではの柔らかさゆえの「しなり」があるので、食べさせやすいのでおススメです。これは食べる人のお好みで、少なめの量を口に入れる時はシリコン、一口が大きく開くときは使い捨てスプーン、など使い分けると食べさせやすいですよ~

介護用品として売っている物も便利だとは思いますが、100円均一ショップの離乳食用グッズもなかなか便利だと実感しています。

これからご用意される方は、こちらもご検討されることをお進めします♪

 

こんな風にあまりいい状態とは言えない西太后さまですが、それでもまだまだ元気です!

頑張っていますので、また変化があればご報告します~!